賞状を作成する際は、用紙の種類、文字の配置、表題・受賞者名・本文・日付・贈呈者名のバランスが大切です。
このページでは、賞状用紙の選び方と、賞状を書くときの基本的なポイントを紹介します。

賞状用紙

賞状に用いる用紙にはさまざまな種類があります。
主にA判・B判があり、それぞれに複数のサイズがあります。
また、紙質や鳳凰枠の模様もメーカーによって多少異なります。

一般的にはA3判の賞状用紙が使われることが多いですが、
主文の字数が少ない場合や、やや小さめに仕上げたい場合はB4判が用いられることもあります。

特別な例として、大臣表彰などでは、財務省印刷局製造の特殊なB3判の賞状用紙が用いられる場合があります。

横書きの賞状や、英文賞状・Diplomaなどの場合は、A4サイズで作成されることもあります。
自分で印刷する場合は、一般的なコピー用紙よりも厚みのある用紙を選ぶと、仕上がりがきれいに見えます。

インターネットや文具店では、あらかじめ枠が印刷された賞状用紙も販売されています。
使用するプリンターで印刷できるサイズかどうか、事前に確認しておくと安心です。

書き方のポイント

賞状は、表題、受賞者名、主文、贈呈日、贈呈者名の配置によって印象が大きく変わります。
それぞれの文字の大きさや位置を意識して、全体のバランスを整えることが大切です。

表彰名・表題

縦書き賞状の場合、表題は一番右側の中央よりやや上の位置に、
一番大きい文字で書き入れます。
「賞状」「表彰状」「感謝状」などの表題は、中央より少し上部に配置するとバランスが取りやすくなります。

受賞者名

受賞者名は、表題の左隣に配置します。
贈呈者名よりも高い位置から書き始め、下部を一字分ほど空けるようにすると整いやすくなります。

個人名・団体名を問わず、一般的には「殿」などの敬称を付けます。
文字の大きさは、贈呈者名や主文よりも大きくするのが基本です。

主文

主文は、文頭の一字空けをせず、一字目から書き始めます。
文体はできるだけ簡潔で分かりやすくまとめると、読みやすい賞状になります。

文面に区切りがある場合でも、行を改めずに一字分を空ける程度にします。
ただし、末文に移るときは行を改めます。
賞状文では、句読点を用いないのが慣例です。

贈呈日

贈呈日は、本文と贈呈者名の中間あたりの高さに書き入れます。
文字の大きさは、全体の中で比較的小さめにすると整いやすくなります。

年月日の数字は漢数字で表記し、原則として元号を用います。
例として「令和八年五月一日」のように記載します。

贈呈者名

団体や会社が発行する場合は、肩書きを付けて代表者名を記載します。
贈呈者名は、受賞者名よりも小さめの文字で書き入れるのが一般的です。

押印・サイン

仕上がった賞状には、贈呈者名の箇所に押印します。
英文賞状の場合は、贈呈者の氏名をサインすることもあります。

押印やサインは、贈呈者が発行したことを示す証明の役割があります。
偽造防止の意味でも、贈呈者氏名の最後の一文字に少しかかる程度に押印するとよいでしょう。

まとめ

賞状を作成するときは、用紙サイズ、文字の配置、表題・受賞者名・主文・日付・贈呈者名のバランスを確認することが大切です。

正式な賞状では、句読点を使わない慣例や、贈呈日を漢数字で表記するなど、一般的な書き方があります。
用途や式典の雰囲気に合わせて、見やすく品のあるレイアウトに整えましょう。